抗精子抗体があると、人工授精では妊娠しにくい理由


妊娠できないと「夫の精子との相性が悪いのかな」と考えてしまいます。
でも抗精子抗体の場合、旦那さんの精子との相性は関係なかったんです。

抗精子抗体

人間の身体は異物を排除することで、自分の身を守ります。
体内に異物が一度入ってくるとその特徴を覚え、その異物を排除するための『抗体』という物質をつくります。
その異物が再び入ってきたときに、抗体が働いて排除してくれます。
これらの免疫反応は、人間が健康に生きていくうえで必要不可欠なものです。

しかしこの免疫反応が、不妊につながることがあります。

精子に対して抗体を持っている場合です。
『抗精子抗体』といって、精子に対抗する特殊な抗体があります。
この抗体を女性が持っていると、せっかく射精された精子が頸管粘液に入ってこようとしても、抗体に攻撃されて子宮に入れなくなってしまうのです。
これでは妊娠したくてもできませんよね。

精液所見に問題がなく、ヒューナーテストを何回かおこなっても結果が悪かった場合、女性に抗精子抗体がないかを調べることが多いようです。
(ヒューナーテストについては“■主な検査ヒューナーテスト”参照

抗精子抗体がある場合

抗精子抗体があるからといって、その程度は女性によって様々です。
軽い場合では特に治療をせずに、タイミング法で妊娠できる場合もあります。
(タイミング法は“■検査や薬なしで排卵日を予測できるタイミング法で妊娠確率アップ”をご覧ください)

ただ、精子が体内に頻繁に入ってくると、精子に対抗する抗体の力が強くなることがあります。
排卵日以外に性交渉をするときは、コンドームをつけることがすすめられます。

抗精子抗体の程度が強かったり、なかなか妊娠できない場合は人工授精や体外受精がおこなわれます。
しかし抗精子抗体は頸管粘液中だけにあるわけではなく、女性の身体のどこにでも存在しています。
人工授精で子宮腔まで精子を直接送り込んでも、子宮腔にいる抗体に攻撃される可能性もあります。
これではいくら人工授精をしたところで妊娠はできないので、体外受精が必要になってきます。

なかなか妊娠できない場合、
「夫の精子との相性が悪いのかな」
と心配そうな奥さんの声をよく耳にします。
抗精子抗体の場合は、精子そのものに対する抗体です。
旦那さんの精子との相性ではありません

抗精子抗体を持った男性

なんらかの理由で精巣をキズつけたなどが原因で、自分の精子に対する抗体を作ってしまうことがあります。
この場合、精子の運動率が低下したり、女性の身体に入ると精子が死んでしまうことがあります。
こういったケースも、妊娠するためには体外受精や顕微授精が必要になります。
(顕微授精については“■顕微授精と体外受精の違いはなに?”参照)

 

 

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